ホームページ制作フリーランスの室田です。
本記事では、起業したばかりの方や、個人事業主のホームページ作成のコツを紹介します。
結論から言うと、個人事業主は「3つのシンプル」を意識するのがオススメです。
- シンプルなデザイン
- シンプルなページ構成
- シンプルな機能
これらを意識することで、個人事業主にとってベストなホームページが完成します。
本記事では、3つのシンプルを深掘りしながら、個人事業主がホームページ制作で失敗しないコツを紹介します。
2025年最新版のすぐに使える最強のホームページ構成も公開したのでぜひ参考にしてください。
この記事の著者

WEB制作フリーランス
室田トモキ
Murota Tomoki
詳しいプロフィール
- ブログ歴9年
- ホームページ制作歴5年
- 最大月間30万PV更新
- 50個以上のホームページを作成

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シンプルなデザイン

いきなりトンデモないことを言いますが、個人事業主のホームページにデザインは不要です。
無駄を削ぎ落とした、シンプルなデザインが理想。
なぜなら、個人事業主がホームページを持つ目的は、以下の3つだからです。
- 集客をするため
- 信頼度を高めるため
- サービスを詳しく説明するため
これらの目的を達成するために、デザインは関係ありません。
むしろ、デザインにこだわり始めると、デメリットの方が多いです。
デザインは廃れる
ホームページのデザインには流行りがあります。
古臭いデザインは顧客の信頼度を下げてしまう恐れがあります。
ホームページデザインの流行のサイクルは早く、感覚的には3年ほど。
つまり、コストをかけて流行のデザインにしても、3年後には古臭いデザインになる可能性があるのです。

正直、流行のデザインを追うのはコスパは悪いと言えます。
逆にシンプルなデザインは、流行の影響を少なくすることができます。
長くあなたのビジネスを支える相棒となってくれるでしょう。
スマホの普及がシンプルデザインを後押し
スマホの普及も、デザインをシンプルにするべき理由です。
今や、ホームページはパソコンよりも、スマホで見られる方が一般的になりました。
スマホはパソコンよりも画面サイズが小さいです。
そのため、デザインに凝ってもスマホ表示では差が少なくなります。
実際に、サントリーの「ほろよい」のページが参考になります。
最初からスマホの表示を前提にした縦長のデザインになっています。
このように、大企業でさえスマホ優先のシンプルなデザインを採用しています。
デザインにこだわるメリットはどんどん少なくなっているのです。
シンプルなページ構成

デザインの次にシンプルにすべきなのは、ホームページの構成(骨組み)です。
構成は一度作ると、変更が難しいので、最初によく考える必要があります。
ホームページの構成も、できる限りシンプルにすることを推奨します。
なぜなら、ページ数が増えるほど、管理が難しくなりミスも増えるからです。
特にホームページ運用に慣れていない人や、時間をかけられない人は、構成を絞って徹底的にシンプルにしましょう。
一般的なホームページは何ページ?
一般的なホームページは、以下のような構成が多いです。
- トップページ
- サービス一覧ページ
- サービス①の詳細ページ
- サービス②の詳細ページ
- サービス③の詳細ページ
- 料金一覧ページ
- 実績ページ
- 実績①の詳細ページ
- 実績②の詳細ページ
- 実績③の詳細ページ
- 会社概要ページ
- 代表の挨拶ページ
- アクセスページ
- お問い合わせページ
ざっと上げるだけでも、14ページになりました。
サービス数が多いと、軽く20ページは超えてきます。
しかも、何階層にもなっており、慣れていないと管理が大変です。
例えば、一部サービスの料金を変更すると、複数ページの修正作業が必要になるでしょう。
この構成は個人事業主にとって、オーバースペックであることが多く、オススメできません。
個人事業主は4ページで十分
個人事業主のホームページは、最低限のページ数に絞るべきです。
具体的に言うと、以下の4ページ構成がオススメです。
- TOPページ
- サービスページ&料金表
- 会社概要ページ
- お問い合わせページ
今まで様々な業種の方のホームページを作ってきましたが、ほとんどの方が満足できる構成になっています。
実際の案件でも提案させていただくことも多い構成なので、ぜひ真似してみてください。
1ページで完結もアリ
人によっては、ホームページ全体を1ページに集約して1ページ完結もアリです。
1ページに集約すると、管理の手間が劇的に減ります。
また、構成がシンプルになるので、顧客に情報を漏らさずに伝えることができます。
もちろん、情報量が多い場合などは、ページを分けた方が良い場合もあるでしょう。
全体の情報量とのバランスをとりながら、適切な構成を考えることが大切です。
ホームページ業者の不都合な事実
実際には無駄にページを分けているホームページが多いのはなぜなのでしょうか。
それは、ホームページ業者側の不都合な真実が関係しています。
ホームページ制作はページ数で単価を決めている業者が多いのです。(例:1ページあたり〇〇円、1ページ追加ごとに〇〇円)
そのため、ページ数を増やすほど利益が増えるので、ページを細かく分けたがる業者が多いのです。
これは、ホームページ業者は言いたがらないので、ぜひ覚えておいてください。
ページの少なさはブログでカバー

ホームページが4ページは流石に少なすぎじゃない?
と感じた人も安心してください。
あくまで、4ページなのはホームページのコアの部分です。
ホームページを持つと、ほかにも発信しなければならないことは山ほどあります。
- 実績(仕事の成果)
- お知らせ
- お役立ち情報
これらは、必ず増やしていくべきです。
これらの情報の発信には、ホームページの「ブログ機能」を活用しましょう。
ブログ機能を使うと、ホームページのコアの部分と独立した状態にすることができ、管理が簡単になります。
シンプルな機能

最後にシンプルにすべきなのは、ホームページの機能です。
ホームページには、さまざまな機能を持たせることができます。
- メールフォーム機能
- カレンダー機能
- 予約機能
- 翻訳機能
- 会員登録機能
- チャット機能
などなど、キリがありません。
この柔軟な機能こそが、ホームページの一つの強みでもあります。
しかし、機能もできる限りシンプルにすることを推奨します。
顧客のための機能を追加する
機能を追加すると、製作費も上がりますし管理が大変になります。
また、セキュリティーの弱点となる可能性もあります。
ホームページを運用し始めると、自己満足の機能を入れたがる人も多いです。
しかし、顧客のために本当に必要な機能かどうか、よく吟味して追加するのが良いでしょう。

意味のない機能をたくさん詰め込んだホームページもありますよね…。
メールフォームすらも不要?
最近は、メールフォームをあえて実装しない方も増えてきました。
一昔前は必ず実装されていたメールフォームですが、時代が変わったと実感しています。
メールフォームは、スパムメールやウィルスの入り口になるこもあり、意外と運用が大変です。
LINEやSNSをお問い合わせ先として活用する方が負担が少ない場合は、メールフォームを削るのもアリです。

管理の手間が少ないメールフォームを選択するのも良いですね!
まとめ:個人事業主のホームページはシンプルが良い
以上、今回は、個人事業主のホームページはシンプルの方が良いというお話をしました。
ホームページといえば、あれもこれも!と詰め込みたくなりますが、グッと堪えて「シンプル」を目指しましょう。
今回の内容をまとめます。
- デザインをシンプルにする
- ホームページのデザインは流行のサイクルが早いので、追いかけるのは大変
- 構成をシンプルにする
- 個人事業主は1〜4ページでコアな部分を作る
- 機能をシンプルにする
- メールフォームすらも吟味する
これらのポイントはホームページを外注する場合も使えます。
ぜひ「シンプル」を意識してホームページを作ってみてください。
構成を練り、シンプルにするからこそ、ホームページの真価は発揮できますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
そもそもホームページは必要?という方に
そもそもホームページを作るべきか悩んでいる個人事業主の方もいるかと思います。
そんな人のために、個人業主のホームページについて徹底解説した記事もあります。
9年のブログ経験をフル動員して書いた自信作なので、ぜひご覧ください。
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