ホームページ制作フリーランスの室田です。
本記事では、ホームページを自分で作る時にかかる時間について解説します。
結論から言うと、ホームページの自作の最短時間は1〜2週間です。
ただし、ホームページの自作にかかる時間を計算するためには様々な要素を考える必要があります。
- 作り方
- ホームページを作る目的
- デザインスキル
- パソコンスキル
これらの要素によって、1ヶ月かかるケースから、数年単位で必要になるケースまであります。
本記事では、これらの要素を深掘りしながら、あなたがホームページを自分で作った場合にかかる時間を計算していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の著者

WEB制作フリーランス
室田トモキ
Murota Tomoki
詳しいプロフィール
- ブログ歴9年
- ホームページ制作歴5年
- 最大月間30万PV更新
- 50個以上のホームページを作成

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ホームページの作り方によって時間が変わる

ホームページには色々な作り方がありますが、大きく分けると以下の3つに分類することができます。
- 自分でゼロからプログラミングする
- CMSを使う
- 作成ツールを使う
そして、選んだ方法によって、ホームページの自作時間は大きく変わります。
それぞれの作り方について深掘りしながら、作成時間について解説します。
自分でゼロからプログラミングする
自作時間の目安:最低1年
ホームページは自分でゼロからプログラミングして作ることができます。
具体的には、HTMLやCSS、JavaScriptといったプログラム言語を勉強して作ることになります。

他にも、サーバーの知識なども必要で、求められる知識は幅広いです。
ゼロからプログラミングして作るには、勉強時間として最低でも1年以上は覚悟した方が良いでしょう。
そのため、ホームページの自作では現実的な手段ではありません。
実際に、ホームページ制作をしている業者もゼロから作ることはほぼありません。
CMSを使う
自作時間の目安:3ヶ月〜6ヶ月
CMSはコンテンツ・マネジメント・システムの略で、ホームページ作成に必要なプログラムのセットです。
ゼロからホームページを作る手間を省きながら、自分でカスタマイズして柔軟なホームページを作ることができます。

ホームページ制作会社や業者が好んで使う方法ですね。
僕も基本はCMSでホームページを作ります。
カスタマイズ性が高い反面、プログラミングの知識も必要になることが多く勉強は必須です。
具体的には、CMSでホームページを自作するためには、勉強時間を含めて3ヶ月から6ヶ月は必要になるでしょう。
柔軟性や、拡張性を考えると、CMSがおすすめの方法ではありますが、自作では少し難しいと感じています。
代表的なCMS:WordPress

WordPressは全世界ナンバーワンのシェアを持つCMSです。
WordPressの優れた点は、高いカスタマイズ性にあり、スキル次第でどんなホームページを作ることもできます。
一方で、カスタマイズ性能が高い代わりに、作成難易度は高めです。

僕も10年前にWordPressを始めて触った時は、一度は挫折した過去があります。
WordPressは、プロに作成を依頼して、運用は自分でやっていく「半自作」の体制を取るのが失敗がないです。
作成ツールを使う
自作時間の目安:1週間〜2週間
ホームページを短時間で自作したい人は、ホームページ作成ツールがオススメです。
ホームページ作成ツールは、初心者でもホームページが作りやすいように設計されたツール(アプリ)です。
プログラミングの知識が不要で、初心者がつまづきやすいポイントを簡略化しています。
テンプレートも豊富なので、短時間でホームページを作ることができます。
作成ツールを使えば、1週間〜2週間程度でホームページが完成するでしょう。
代表的な作成ツール:ペライチ

ペライチは国産のホームページ作成ツールです。
ドラックアンドドロップでパズルのようにホームページを作ることができます。
また、国産のツールなので、日本人にウケの良いテンプレートが豊富に揃っている点も強みです。
名刺代わりのホームページを作るには十分な性能です。
このように、ホームページは作成方法だけで、こんなにも自作時間が変化します。
次に、さらに深掘りしてホームページ自作にかかる時間を変える要素を紹介します。
目的によって自作時間が変わる

ホームページを作る目的によっても自作時間は大きく異なります。
名刺や看板代わりのシンプルなホームページであれば、そこまで時間はかかりません。
名刺代わりのホームページは、勉強時間込みで最短1週間程度で完成するでしょう。
しかし、ホームページでブランディングをしたい人、ホームページから集客をしたい人は、追加で長い時間が必要です。

経験談ですが、僕は経験ゼロからホームページで集客して生活費を稼げるようになるまで5年以上かかりました。
ブランディングや集客まで考えている人は、数年単位で時間がかかることを覚悟しておいた方が良いです。
クオリティーによって自作時間が変わる

求めるクオリティーによっても自作時間は変わります。
信頼されるホームページには、デザインのクオリティーも重要です。
時代遅れのホームページやダサいホームページでは、お客さんは別の会社に行ってしまう可能性があるからです。
当然、初めての自作でいきなりクオリティーの高いホームページを作るのは難しいでしょう。
結局、ホームページを自作してからも、何度も調整や作り直しの時間をかけて、クオリティーを上げていくことになります。

自作した後に、「垢抜けない…」「なんかダサい…」という理由でご相談に来る方も多いですね。
パソコンのスキルによって自作時間は変わる

ここまでの話は、ある程度のパソコンスキルを持っていることが前提です。
僕は今まで数多くの人のホームページの自作を支援してきました。
その中で最も障害になるのが、パソコンのスキルでした。
ホームページの自作には、ある程度のパソコンのスキルが求められます。
そのため、パソコンのスキルがない人は、ホームページを作る以前にパソコンに慣れるところから始める必要があるのです。
作成ツールを使えば1〜2週間でホームページを作れると書きましたが、これは理想論。
パソコンスキルがない人は2、3、4倍…と時間がかかってしまうのです。
ポイントは日常的にパソコンを使っているか?
パソコンのスキルがあるかないかの判定は困難です。
少なくとも、日常的にパソコンを使っていない人はホームページ自作は現実的ではありません。
これからホームページを自作するためにパソコンを買います!というレベルの人は100%挫折します。
パソコンスキルに自信がない方は、素直にプロにお願いするのがオススメです。
そして、浮いた時間でご自身の得意な仕事をする方がずっと生産性が高いでしょう。
まとめ:ホームページを自分で作る時間

以上、今回はホームページの自作にかかる時間について解説しました。
ホームページの自作にかかる時間は、パソコンのスキルや、目的、求めるクオリティーによって、全く異なります。
ある程度のパソコンのスキルがある前提で、名刺代わりのホームページを作るなら以下の自作時間が目安になります。
- ゼロからプログラミング:最低1年
- CMS:3ヶ月〜6ヶ月
- 作成ツール:1〜2週間
この時間をかけて自作する価値があるのかは、ぜひ慎重にご検討ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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