ホームページ制作フリーランスの室田です。
本記事では、僕がWordPressのアップデート問題を解決するために行っている取り組みについて解説します。
「アップデート(更新作業)」は、適当に管理している制作者も多いように思います。
しかし、WordPressを利用する上で、アップデートは確実に行わなくてはなりません。
今回の内容は、これからホームページ制作を依頼する人にも、制作者にも、役立つ内容になっているかと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の著者

WEB制作フリーランス
室田トモキ
Murota Tomoki
詳しいプロフィール
- ブログ歴9年
- ホームページ制作歴5年
- 最大月間30万PV更新
- 50個以上のホームページを作成

WordPressの更新作業の重要性は既に理解している!
アップデート・更新に強いホームページを作って欲しい!
このような方は、お気軽に下記のボタンから、「無料相談」をお申し込みください。
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WordPressの最大の弱点は?

WordPressを使う上で、最も気をつけるべき点はなんだと思いますか?
僕は、アップデート(更新作業)だと思っています。
WordPressは高頻度でアップデートが行われる特徴があります。
アップデートの中にはセキュリティー対策やバグ修正も含まれており、WordPressを利用するのであれば、アップデート作業は必要不可欠です。
しかし、このアップデート作業は思った以上に面倒です。
実際に「アップデートは絶対に行わないでください!」と無責任な発言をする制作者もいるくらいです。
→WordPressのアップデートの重要性について書いた記事
WordPressのアップデート問題へのアプローチ

僕も一人のWordPress制作者として、アップデート問題に何度も直面してきました。
アップデートは絶対にした方が良いのですが、作業の手間を考えると「アップデートは必ずしましょう!」と言い切ることができなかったのです。
そこで僕は、ホームページ制作を根本から見直して工夫することにより、この課題を解決しました。
工夫は4つあります。
- アップデートに強いテーマを使う
- 信頼できるプラグインを使う
- 自動更新機能を使う
- 大型アップデートの時にサポートを行う
それぞれ解説します。
①アップデートに強いテーマを使う
WordPressの弱点を克服するためには、アップデートに強いWordPressテーマを使うのが一番です。
アップデートに強いテーマかどうかを見極めるポイントは2つあります。
- テーマがWordPressに合わせてアップデートされている
- テーマ制作者がWordPressの深い知識を持っている
テーマがWordPressに合わせてアップデートされている
大前提として、テーマがWordPressに合わせて定期的にアップデートされていることが重要です。
WordPressはアップデートごとに内部のシステムも変更されています。
内部システムに合わせて、テーマもアップデートし続ける必要があるのです。
残念ながら、作って終わり、売って終わりのテーマが世の中には非常に多いです。
特に、無料テーマや買い切り型の安価なテーマは、この傾向が強いため注意が必要です。
コラム:WordPressのテーマはサブスク型がオススメ
WordPressのテーマを常に最新の状態に開発し続けるのは、手間と時間がかかります。
そのため、無料テーマや買い切り型テーマでアップデートまで面倒を見るというのは非現実的だと言えるでしょう。
テーマを使うのであればサブスク型テーマが一番信頼できると考えています。
テーマ制作者がWordPressの深い知識を持っている
テーマ制作者がWordPressのエキスパートであることも重要です。
ここ数年のWordPressの大型アップデートによって、テーマ制作の要求スキルは上がりました。
今後さらに要求スキルが上がっていくことが想定されます。
そのため、今後のアップデートにも対応できる知識を持ったテーマ制作者でないと安心して使うことはできなくなりました。
オススメのWordPressテーマ
これらを踏まえて、オススメのテーマを紹介します。
どれも実際に僕が制作現場で使っているテーマです。
unitone

僕のイチオシはunitoneです。
最近のホームページ制作はほとんどunitoneで行っています。
当ホームページもunitoneをベースにしています。
unitoneはページの設計をすることを重視したテーマです。
つまり、ホームページの骨組みをunitoneで作って、自由にデザインすることができます。
その特徴のおかげで、柔軟で多彩なホームページを作れる点が強みです。

当事務所ではunitoneのライセンス契約をしているため、ご依頼いただければ無料でお使いいただくことが可能です。
SWELL

ブログ型のサイトを作るのであればSWELLがオススメです。
SWELLの最大の特徴は、圧倒的なブログの書きやすさ。
ブログを書く上で必要な機能が全て詰まっている優秀なテーマです。
ユーザー数が非常に多いため、買い切り型のテーマでありながら、今後も長く開発されていくことが予想されます。

コンテンツ重視のクライアント様にはSWELLで対応することが多いです。
X-T9

X-T9は、WordPressの最新の技術をふんだんに使ったテーマです。
基本的な機能であれば無料で使い始めることができる点が強みです。
株式会社ベクトルという、日本でも有数のWordPressのエキスパートが集う会社が作っている点もポイントが高いですね。
設計が先ほど紹介したunitoneと似ており、柔軟でデザインフルなホームページが作れる点が魅力です。

unitone、SWELLで対応しにくい用件の場合はX-T9をオススメすることもあります。
②信頼できるプラグインを使う
アップデート問題へのアプローチの2つ目は、信頼できるプラグインを選定することです。
実績が多く、信頼できるプラグインでないと、今後のアップデートに対応できない可能性があるからです。
簡単な機能追加であれば、標準機能で対応できないか?自作すべきか?と将来性を考えて慎重にプラグイン選びを行っています。
③自動更新機能を使う
アップデート問題へのアプローチの3つ目は、自動更新機能を使うことです。
利用している人が少ないのですが、WordPressにはアップデートを自動化できる「自動更新機能」があります。
この機能をONにすることによって、アップデート作業の手間を減らして、常に最新の状態に保つことができます。
自動更新機能はテーマ・プラグイン選びが重要
自動更新機能を使うためには、テーマとプラグイン選びが重要です。
アップデートに弱いテーマだと、WordPressのアップデートに追いつけなくなるからです。
そのため、多くの制作者は「自動更新機能」をOFFにしたがります。
テーマ選びと自動更新機能はセットだと覚えておきましょう。
④大型アップデートの時にサポートを行う
アップデート問題へのアプローチの4つ目は、大型アップデート時にはサポートを行うことです。
基本的には、信頼できるテーマ・プラグインを選び、自動更新機能をONにしておくことで、WordPressのアップデート問題はほぼ解決できます。
しかし、WordPressには1年に1〜2回ほどの大型アップデートがあります。
大型アップデートでは、WordPressのシステムが大幅に変更される可能性があり、ホームページの表示崩れ等のトラブルが起こりやすくなります。
そのため、大型アップデートを行う前には、お声がけさせていただきバックアップや検証を行った上でアップデートを行うようにしております。
まとめ:WordPressのアップデート問題への取り組み
以上、今回はムロタプロダクトで行っているWordPressのアップデート問題を解決するための取り組みについて紹介しました。
アップデーど問題に対する取り組みは他にも様々なものがあり、正解は一つではありません。
ただ、ホームページ制作者を選ぶ際には、WordPressのアップデートについてどのような考えをもっているのかを聞くのがオススメです。
残念ながら、目先の利益を優先してアップデートを軽視している制作者が多いのも実情です。
ぜひ、今回の記事を参考に長くお付き合いできる制作者を選んで欲しいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ムロタプロダクトでは、アップデート・更新に強いホームページ作成が得意です。
自動的にWordPressやプラグインを更新し、常に最新の状態を保てる設計で構築しています。
そのため、維持費や管理費を抑えながら、WordPressでホームページを運営できます。
興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください!
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