ホームページ制作フリーランスの室田です。
本記事では、WordPressの最大の弱点である「アップデート・更新作業」について解説します。
この点を知らないでWordPressでホームページを作ると100%後悔します。
しかし、ホームページ業者にとって不都合な事実のため、あまり語られていません。
実際に、この弱点を知らないで外部の業者に依頼して、「助けてください…」とお問い合わせをしてくる方も多いです。
WordPressでホームページ制作を依頼しようとしている人は、絶対に読んでくださいね。
この記事の著者

WEB制作フリーランス
室田トモキ
Murota Tomoki
詳しいプロフィール
- ブログ歴9年
- ホームページ制作歴5年
- 最大月間30万PV更新
- 50個以上のホームページを作成

WordPressの弱点については既に理解している!
アップデート・更新に強いホームページを作って欲しい!
このような方は、お気軽に下記のボタンから、「無料相談」をお申し込みください。
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WordPressの前提知識

WordPressはCMSと呼ばれる、ホームページを作るための機能をまとめたシステムです。
WordPressを使えば、ホームページの基盤を簡単に用意することができます。
そして、WordPressは優れたCMSでありながら、無料で使うことができます。
無料で使えるアドバンテージは大きく、WordPressは瞬く間に世界一シェアを持つCMSとなったのです。

世界のホームページのおよそ7割がWordPressで作られています!
開発が盛んでアップデートが多い
WordPressは開発が盛んでアップデートが多い特徴があります。
近年では、1年に2回程度、大型のアップデートを行なっています。
バグ修正などの小さなアップデートは数週間おきに行われるほど、開発が盛んです。
時代に合わせて、アップデートを繰り返して最新の技術や機能を追加してきました。
だからこそ、WordPressは世界一のCMSになれたのです。
アップデートが多いことの弱点

一見すると、アップデートが多いことは良いことに思われるかもしれません。
しかし、アップデートの多さは、WordPressの弱点でもあるのです。
アップデートが多いことによる問題は3つ考えられます。
- デザインが崩れる可能性がある
- 操作が変更される場合がある
- 機能が使えなくなる可能性がある
一つ一つ解説していきます。
①デザインが崩れる可能性がある
アップデートによって、ホームページのデザインが崩れていく可能性があります。
これは、WordPressのアップデートと共に、内部のシステムが少しずつ変更されているからです。
少し専門的な話をすると、ホームページはHTMLというコードによって表示されています。
アップデートごとに、様々な理由でHTMLの構造が変更されていきます。
すると、作成当初では問題のなかったデザインも、いつの間にか意図しない形で崩れる可能性があるのです。
②操作が変更される可能性がある
WordPressのアップデートは、ホームページの外観だけに止まりません。
管理画面も変更されることがあります。
つまり、操作方法がいきなり変わることもあるのです。
「昨日まであったボタンはどこへいった?」みたいなことが度々起こります。
その度に、使い方を調べる必要があるのはユーザーの負担になるでしょう。
③機能が使えなくなる可能性がある
WordPressには、さまざまなプラグイン(拡張機能)が用意されています。
プラグインのおかげで、複雑な機能を簡単に実装できます。
しかし、WordPressのアップデートで、これらのプラグインが使えなくなることもあります。
実際にInstagramのフィードを自動表示するプラグインを使っていたクライアント様が、アップデートで突然使えなくなったという事例がありました。
機能が使えなくなった場合は、自身でコードを修正したり、代替えのプラグインを探す必要があるため、負担になります。
アップデートをしなければ全て解決?

これらの面倒を回避するために、WordPressのアップデートをわざと行わない人もいます。
しかし、アップデートにはシステムの脆弱性を修正する役割もあります。
つまり、アップデートをしないとセキュリティーに問題を抱えた状態になります。
しかも、WordPressは世界一のCMSなので、ハッカーに狙われる可能性が他のCMSよりも高いです。
アップデートをしないと、ハッカーにホームページを乗っ取られる可能性がグッと高まります。
ハッキングは他人事ではない
「こんな小さなホームページをハッカーが狙うはずない。」と軽く考える人もいるでしょう。
しかし、ハッキングは決して他人事ではありません。
例えば、僕が運営する一つのホームページの記録をご覧ください。

個人で運営する小さなホームページですが、たった1ヶ月でハッカーから472件の攻撃を受けているのです。
また、「ホームページが乗っ取られて内容を書き換えられた…」というお客さんも度々ご相談に来られます。
このように、WordPressを使う以上、セキュリティー対策は必須です。
初歩的なセキュリティー対策として、アップデートを定期的に行うのがWordPressを使う上でのルールです。
業者はWordPressの弱点を隠しがち
ホームページ制作業者は、このWordPressの弱点を隠しがちです。

アップデートはしないでください!
と言ったり、場合によっては強制的にアップデートができないようにプログラムを書き換える業者もいます。
なぜなら、アップデートで問題が起きた場合の対応が面倒だからです。
しかし、実際にはアップデートをしないことによるセキュリティーリスクの方が問題があるでしょう。
僕は、WordPressでホームページを作成する以上、アップデートまで面倒を見るのがマナーだと思っています。
この記事を読んでくださった方には、アップデートまでサポートができる業者を選んでいただければと思います。
ムロタプロダクトでは、アップデート問題を解決するべく様々な工夫を行っています。ぜひ参考にしてください。
まとめ:改めて感じるWordPressの難しさ

僕はWordPressを10年近く使ってきて、今まで数多くのホームページを作ってきました。
そんな僕からすると、ホームページ作成はWordPressを選ぶのが当然です。
慣れていますし、メリットに比べるとデメリットが些細なものだからです。
しかし、今回の「アップデート」の手間を考えると、WordPressを使わない方が良い人がいるのも事実です。
特に以下の人は要注意です。
- ホームページを自分で管理したい人
- 身の回りにWordPressを任せられる専門家がいない人
- ホームページの管理費用(保守費用)を払いたくない人
こう言った人は、WordPressではなく、もっと簡易的なCMS(例えばペライチなど)を採用した方が良いケースもあります。
そして、WordPressを選ぶ場合は、アップデート処理をどのようにするのかを事前に決めておきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ムロタプロダクトでは、アップデート・更新に強いホームページ作成が得意です。
自動的にWordPressやプラグインを更新し、常に最新の状態を保てる設計で構築しています。
そのため、維持費や管理費を抑えながら、WordPressでホームページを運営できます。
興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください!
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